美容コラム
~しわ・たるみ・しみに強いドクターが監修~

  1. リフトアップするために必要な料金は?
    ホームケアから美容医療まで徹底比較!!
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リフトアップするために必要な料金は?
ホームケアから美容医療まで徹底比較!!
リフトアップするために必要な料金は?<br>ホームケアから美容医療まで徹底比較!!

たるみ治療

2019.10.11

美容に当てることができる費用は個人個人異なりますが、多くの方がその費用に見合った最大の効果を求めているのではないでしょうか? しわやしみ以上に大人の肌を悩ませるたるみの対策について、ホームケアから美容医療まで、どんなケアがあり、それぞれどれくらいの料金がかかるのか詳しくみてみましょう。

  1. フェイスラインがぼやけてきたら、たるみ危険信号
  2. たるみ対策にはどんなものがある?
  3. たるみ対策の具体的な料金の目安
  4. 同じ施術をしても、結果は同じではない
  5. ドクターコメント
  6. 施術コレクション

フェイスラインがぼやけてきたら、たるみの危険信号


鏡にうつる自分のフェイスラインがぼやけてきたなと感じたら、すでに顔のたるみは進行中です。頬の毛穴が目立つようになった、法令線が深くなった、目の下にクマができた、これら全てもたるみが進行している合図です。

なぜ、人間の顔は年齢とともにたるむのでしょうか。たるみの原因はたくさんありますがその大きな原因になっているのが加齢による線維芽細胞のサボタージュ(サボり)です。線維芽細胞とは肌の真皮にある細胞で、その細胞がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった有効成分を生み出してくれます。それらは肌の弾力、みずみずしさ、ハリなどの元となり、肌の若さには欠かせない成分ですが、線維芽細胞の機能が低下するとコラーゲンなどの産生が減少し、真皮の構造がスカスカになりたるみを招いてしまいます。さらに骨や脂肪も年齢とともに萎縮してしまうので、皮膚自体も弾力がなくなる上、その下に脂肪や骨もたるみの原因になります。このようにいろいろな原因が複合的に重なり合ってたるみを招いているため、その対策は非常に難しいのです。

たるみ対策にはどんなものがある?


では、その難しいたるみ対策には具体的にはどんなものがあるのでしょうか?

コスメ

安価で揃えられるコスメもありますが、たるみ対策にはなりません。高額な化粧品の質は近年驚くほど向上しています。コラーゲンなどの有効成分を配合した美容液、エイジングクリームなど、クリームだけで10万円を超えるエイジングコスメもあります。

エステ

間違った自己流マッサージは、かえってたるみを進行させてしまうこともあります。マッサージでケアする場合は、エステや専門院などでプロに任せるか十分な注意が必要です。

フェイスリフト

大きくたるみを解消するならば、外科手術によるフェイスリフトが何より変化を感じることができます。美容皮膚科ではなく、美容外科での施術になります。

ウルセラ

ウルセラは高密度焦点式超音波を照射するたるみ・引き締め治療です。強い熱エネルギーを皮下の深い部分にある筋膜(スマス筋膜)にまで届け、人工的にダメージを与えます。照射直後に熱作用によるタンパク質の引き締め効果が現れ、1〜3ヶ月かけて傷を治す力でコラーゲンが再生されます。照射機の中では最もリフトアップが期待できます。

サーマクール

たるみ治療機として多くの治療実績を持つサーマクールは、高周波を使用し真皮で熱を発生させます。その刺激で線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促します。新機種のサーマクールは、照射時の痛みも改善されています。

ウルサーマ

人気のたるみ治療機ウルセラとサーマクールFLXを同じ日に受けることで、より広範囲熱作用を与えることができるため、高いたるみ解消効果、下垂したフェイスラインのリフトアップ効果が期待できます。

ハイフシャワー

超音波の熱を集約させて狙ったところに熱を発生させ、皮膚の浅い部分にスピーディーに熱を届けます。タイトニング効果が期待できます。

スレッドリフト

皮下に髪の毛より細い糸を針で挿入して、リフト=引き上げる治療です。糸は半年程度で体に吸収されますが、糸が吸収される過程でも真皮のコラーゲン生成を促し続けてくれるため、比較的長い効果が見込めます。

美容皮膚科では、外科的な手術を行わずとも照射治療で効果を望めるようになり、この他にもたるみ改善に効果のある治療器や施術メニューが複数揃っています。それぞれ料金は異なりますが、アプローチの方法、望める効果、効果の持続期間などが異なるため、一概に1回の料金だけでは比較できるものではありません。

たるみ対策の具体的な料金の目安

とはいえ、費用も重要な問題です。代表的な施術の大まかな費用を比較してみましょう。ただし化粧品も美容皮膚科で行う治療もクリニックやメーカーによって異なるため目安の料金です。

料金の目安 効果持続期間
コスメ(美容液) ~150,000円 その他の施術の組み合わせによって効果は長期的に
エステ ~50,000円 1日程度
フェイスリフト ~2,000,000円 効果は半永久的だが、加齢とともに再びたるみ出す。
ウルセラ 264,400円 半年~1年
サーマクール 300,000円 半年~1年
ウールサーマ 415,000円 半年~1年
ハイフシャワー 60,000円 1ヶ月
スレッドリフト(50本) 160,000円 半年~1年

*美容皮膚科の施術料金はクロスクリニック 銀座院参照(税抜表示)

一見お手頃に感じられる、施術や商品は効果の持続期間が短く、料金が高い施術は長期的な効果が望めることがわかります。また美容皮膚科でたるみ対策をしている期間は、たるみ予防対策にもなるため、単独で行う施術と継続的に行う施術では持続期間が大きく違うなど、1回の料金だけでは判断できないものがあります。

たるみ治療は、個人の肌質、なりたい肌に合わせた治療法があります。施術の名前の知名度や料金だけで自己判断をせずにまずは皮膚のスペシャリストである、美容皮膚科の医師に相談した上で、対策を決めるのがベストだといえます。

同じ施術をしても、結果は同じではない

また相談した上で照射系の治療を受けようと考えたとき、照射系の治療ならどこでも同じだから提示されている料金が安いほうがいいのでは? と思うかもしれません。しかし実は照射系の治療も、他のどの治療とも同じようにそれぞれの肌質の見極めが重要です。肌質に合わせて最適な出力や、照射器の扱い方など繊細な技術が求められます。そのため肌のことを熟知している、症例数が多い、最適な治療方法を提案できるだけの治療器を保有しているなどといったことを総合的に判断した上で、施術を受けるクリニックを選ぶ必要があります。

美容に対する対策はもちろん料金も重要ですが、それ以上に重視したいのは結果です。まずは専門の医師に相談して、自分にあった治療を知ることから始めてみませんか?

ドクターコメント

Doctor comment
ドクターコメント

たるみの治療は一つの治療法にだけこだわるとやがて限界がくるものです。それを避けるためには。効果やアプローチの違ういくつかの治療法を組み合わせることが有効です。そのため患者様は、どんな風になりたいのか細かい希望を含め、なんでも気軽にご相談ください。当院は日々新しい技術、治療、機器の情報を常に取り入れ、治療の選択肢を広げています。

Treatment collection
施術コレクション
ハイフシャワー

ハイフシャワーとは、超音波ハイフマシン「ウルトラフォーマーⅢ」のハンドピースを用いたるみ治療器です。皮膚の浅い層に熱を届けるため、即効性があり、効果を実感しやすい治療です。軽い熱をハイスピードで連続照射することで肌を引き締め滑らかにします。ダウンタイムもありません。ウルセラやウールサーマなどとの併用治療で相乗効果も期待できます。

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この記事の監修

クロスクリニック銀座  石川浩一院長

プロフィール
経歴
1988年 防衛医科大学校卒業
   
1992年 防衛医科大学校病院救急部形成外科勤務
   
1994年 自衛隊中央病院形成外科・国家公務員等共済組合
連合会三宿病院形成外科医長
1995年 東京女子医科大学第二病院形成外科助手、医局長
   
1998年 クロスクリニック開業
2014年 クロスクリニック銀座開院
資格
   
日本形成外科学会認定・形成外科専門医
サーマクール認定医
所属学会
日本形成外科学会会員
日本レーザー医学会会員
日本美容外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本臨床皮膚外科学会会員
日本医学脱毛学会会員
日本肥満学会会員
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